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IEEE CyberSciTech 2022

2022年9月12日から15日まで、Calabria, Italyで開かれた国際会議 IEEE CyberSciTech/PICom/DASC/CBDCom 2022(CyberSciTech2022)で、本キャンパスの陳教授が研究成果を発表しました。

(* パンデミック関連の状況により物理的に出席できない著者は、リモートで作品を発表する機会がありました。)

 

  1. Chen, Hong. “Using a Ubiquitous Personal Online Datastore for Aggregating and Sharing IoT Data to Smart City.” 2022 IEEE Intl Conf on Dependable, Autonomic and Secure Computing, Intl Conf on Pervasive Intelligence and Computing, Intl Conf on Cloud and Big Data Computing, Intl Conf on Cyber Science and Technology Congress (DASC/PiCom/CBDCom/CyberSciTech). IEEE, Calabria, Italy (Sep. 12-15, 2022).

 

セミナーin学校説明会(2022/6/18)

コロナ禍時代の健康情報システムと分散型パーソナルクラウドデータモデル

サイバーフィジカルシステム研究室

セミナーの概要

 コロナ禍時代に、公共の場所でも温度検出装置が必要になっています。しかし、販売されている体温測定システムは、機能は単純で個人の識別ができず、体温の変化など、個人の健康情報の管理ができません。そこで赤外線センサーで温度を測定し、顔認識と組み合わせたキャンパス健康情報システムを提案しました。

 収集された体温データはクラウドに送信し、AI分析することにより体調の判定、感染症の予防の可能性がありますが、個人のプライバシーに関連するデータは集中管理する場合、セキュリティのリスクが大きいです。そこで分散型パーソナルクラウドデータモデル(UPOD)を考案し、個人のデータは自分で管理できる仕組みを作ります。UPODには健康データの他に、学校教育関連のライフログのデータ、ソーシャルメディアデータも蓄積できます。収集した膨大なデータを元に、限りなく現実に近い本人のデジタルツインも構築可能です。

 UPODの内容は自分で自由に共有または取り消しができます。例えば指定した種類のデータは、指定の期間で学校のアプリまたはサードパーティの健康管理アプリと共有することができます。アプリの中にはAI深層学習により学生の健康状況のみならず、学習ルート分析、アクティブな学習、データマイニングなどのサポートするための機能が考えられます。このUPODモデルはスマートシティセンシングプラットフォームにも適用できます。

(研究の一部は、ゼミ学生3名は海外学会発表を行いました。)

 

講師紹介

 第一工科大学サイバーフィジカルシステム研究室の陳先生は人間情報科学(Human Informatics)の博士です。デジタル化の波の中で、IT技術を活用した人間を中心とする情報の個人化環境と人らしい生活、自然との調和を鋭意研究中です。

 現在の研究はIS、 EE技術を利用した実世界の顔認証と非接触型体温測定データの収集、クラウドにデータの蓄積、AI分析、実世界にフィードバックするようなCPS仕組みを利用します。さらにグリーンエネルギーのIoTデータ利用・高齢者支援IoTサービスを導入したスマートホーム、自動運転情報システム、これらのデータ・情報を網羅するスマートシティへの応用などにも取り組んでいます。

李 泽明さん大学院合格おめでとう!

4年生陳研究室の李 泽明さんが京都情報大学院大学に合格しました。京都情報大学院大学応用情報技術研究科ウェブビジネス技術専攻人工知能分野
李さんは陳研究室でIOTについて研究していましたが、大学院ではさらにAIとIOTを組み合わせた研究をしていきたいそうです。
今後さらなる活躍を期待しています。
合格おめでとうございます。

国際会議(IEEE CyberSciTech 2021)において本研究室3年生3名が論文発表

      

陳教授の研究室に所属している3年生3名呉 涵麟さん,潘 語秋さん,翁 曉琪さんが国際会議(IEEE CyberSciTech 2021)のWorkshop (IoT Life)に2本の論文を投稿し、採択されました。本来ならばカナダでの発表予定でしたが、コロナ禍のためにVirtual Conferenceとなりました。
初めての学会発表が国際会議で、英語での発表となりましたが、緊張しながらも素晴らしい発表を行うことができました。海外の研究者の方や大学の教授の質問にも丁寧に返答することができ、自信を深めることができたのではないでしょうか。
陳教授 学生の皆さんお疲れ様でした。

 

論文(1)
Design of Campus Health Information System Using Face Recognition and Body Temperature Detection
(呉 涵麟,潘 語秋,翁 曉琪,陳泓)
論文(2)
Decentralized personal cloud data model and its application in campus Health Information system
(翁曉琪,呉 涵麟,潘 語秋,陳泓)

論文採択(CyberSciTech2021)

当研究室の3年生3名は、IoTを利用したキャンパス健康情報システムに関する論文がIEEE Cyber Science and Technology Congress 2021に採択されました。

  1. 英語タイトル
  2. 中国語タイトル
  3. 日本語タイトル

 

論文(1)

  1. Design of Campus Health Information System Using Face Recognition and Body Temperature Detection
  2. 基于人脸识别和体温检测的校园健康信息系统设计
  3. 顔認識と体温検出を用いたキャンパス健康情報システムの設計

呉 涵麟
潘 語秋
翁 曉琪

論文(2)

  1. Decentralized personal cloud data model and its application in campus Health Information system
  2. 去中心化的个人云数据模型及其在校园健康信息系中的应用
  3. 分散型パーソナルクラウドデータモデルとそのキャンパス健康情報システムへの応用

翁曉琪
呉 涵麟
潘 語秋

 

対外発表&受賞(CyberSciTech2019)

019年8月5日から8日まで、福岡(博多)の九州産業大学と日航ホテル福岡で8月5〜8で開かれた国際会議 2019 IEEE International Conference on Dependable, Automatic and Secure Computing (DASC), Pervasive Intelligence and Computing (PICom), Cloud and Big Data Computing (CBDCom), and Cyber Science and Technology Congress (CyberSciTech)で、本キャンパスの陳准教授が研究成果を発表しました。

CyberSciTechは毎年開催されるIEEE(米国電気電子学会)サーバー科学技術の国際会議で、IEEE CyberSciTechは、2016年にニュージーランドのオークランド、2017年に米国のオーランド、2018年にギリシャのアテネで開催されました。2019年も、科学者、研究者、エンジニアがサイバー関連の科学、技術、およびアプリケーションのトピックの幅広い範囲で最新のアイデアや進歩を共有できる共通のプラットフォームを提供することを目的として日本の福岡で開催された。
陳准教授は高齢者の生活支援のための分散型ユビキタスセンシングヘルスケアシステム研究について発表しました.参加された専門家の方より多くの意見・コメントが寄せられ今後の研究活動に活かされるそうです。

また,陳准教授はは本会議でIoTonFEC (the Impact of Internet of Things on the Future Elderly Care) セッションのGuest Editを担任、CyberIoT と IoTonFEC セッションチェアを担当。

チェアを務めたセッションの発表者(一部)と記念撮影。

閉会式でIEEE Outstanding Leadership Awardを受賞しました.

 

閉会式参加者の皆さんと一緒に

会場の九州産業大学

会場の日航ホテル福岡