C programming (3) Veriables

変数と宣言 代入

int a, b;
a = 19;
b = -20;

変数初期化

int a = 1;
int b = 10;
int c = 4;

image

変数の演算

a = b + c;

image

(練習1)変数と宣言のサンプル

#include <stdio.h>
 
int main(int argc, const char * argv[])
{
     
    // insert code here...
    int a;
    int b;
    int result;
     
    a = 4;
    b = 2;
     
    result = 4 + 2;
    printf("4と2の和は %d\n", result);
     
    result = 4 - 2;
    printf("4と2の差は %d\n", result);
     
    result = 4 * 2;
    printf("4と2の積は %d\n", result);
     
    result = 4 / 2;
    printf("4と2の商は %d\n", result);
     
    result = 4 % 2;
    printf("4と2の余りは%d\n", result);
     
    return 0;
}

(練習2)printf関数:書式化して表示を行う関数

// test4.c 
#include <stdio.h>
int main(void ) 
{ 
 int a,b,c;
 /* これは加算のプログラム コメント
   名前:stdio.h
  C:\borland\bcc55\Include */
   a=3;   b=4;
   c=a+b;
   					
   printf("c= %d\n",c); /* Cの値を書式化して表示 */
   
   getchar( );
   return 0;
}

書式指定文字列:

「””」で囲まれた文字列のことを指します。

変換指定文字列:

  • %d 10進数で出力
  • %s 文字列として出力

拡張表記:

一般的にはエスケープシーケンスと呼ばれています。

エスケープシーケンス 意味
\n 改行
\t タブ
\0 文字列の終了を表す

C exercises (2) stdio

標準ライブラリ関数 : 標準入出力関数

標準入出力関数には(C言語プログラミング)で説明した printf() や scanf() の他にも 下のように 1文字専用の入出力関数と 1行専用の入出力関数が用意されている。

標準入力から文字入力 getchar 関数
標準出力から文字出力 putchar 関数
標準入力から文字列入力 gets 関数
標準出力から文字列出力 puts 関数
標準入力から書式付き入力 scanf 関数
標準出力から書式付き出力 printf 関数

標準入力関数(参考)

getchar() int getchar(void); 標準入力(キーボード)からの入力値を「EOF」まで1文字づつ取得します。エラー時は「EOF」を返します。
gets() char *gets(char *str); 標準入力(キーボード)からの入力値を「EOF」※1まで1行づつ取得して、その文字列の先頭アドレスを引数のchar型ポインタ(*str)に渡すと共に戻り値としても返します。エラー時は「EOF」を返します。
但し現在では読み込む長さを指定できる「fgets()」の使用が推奨されています。
fgets() char *fgets(const char *str, int n, FILE *stream); 「*stream」で示されるストリーム※2から「n-1」文字を取得し「\0」を付加して、その文字列の先頭アドレスを引数のchar型ポインタ(*str)に渡すと共に戻り値としても返します。
scanf() int scanf(char *format,…) ; 標準入力(キーボード)からの入力値を書式指定した文字列として取得します。
第2引数以降は書式指定文字列※3の変換指定子の数だけ変数を指定します。
戻り値は成功時には入力データの数を返し、失敗時はEOFを返します。

標準出力関数(参考)

fputc() int fputc(int c, FILE *stream); キャラクタ(ASCIIコード)c をストリーム※2に出力します。
putc() int putc(int c, FILE *stream); 「fputc」と同機能のマクロです。
putchar() int putchar(int c); キャラクタ(ASCIIコード)c を標準出力(画面出力)します。
fputs() int fputs(const char *str, FILE *stream); 文字列 s をストリーム※1に出力します。
puts() int puts(const char *str); 文字列 s を標準出力(画面出力)します。
fprintf() int fprintf(FILE *stream, const char *format,…); 書式指定文字列※2をストリームに出力します。
第2引数以降は出力元となる変数を変換指定子の数だけ指定します。
printf() int printf(const char *format,…); 書式指定文字列を標準出力(画面出力)します。
第2引数以降は出力元となる変数を変換指定子の数だけ指定します。

例題1:

キーボードから「Ctrl+Z」を入力することによりループを終了させることができます。

入力した数値を加算、「Ctrl+Z」を入力すると、集計を出力

#include <stdio.h>

void main(void)
{
  int n;
  int sum = 0;
  
  printf("整数を入力して下さい\t");
  while (scanf("%d", &n) != EOF) {	// …「Ctrl+Z が入力されるまで」という意味
  
    sum = sum + n;
  }
  printf("sum = %d\n", sum);

  fflush(stdin); 
  getchar(); 
}

例題2:

「Ctrl+Z」を押されるまで、文字列を入力し、入力した文字列のスペースの箇所で、改行して表示する。

/* a6-1-3.c */
#include <stdio.h>

int main(void)
{
  char str[256];
  int i;
                    // 
  puts("文字列を入力してください。(終了条件:Ctrl+Z)");
  while (gets(str) != NULL) 
  //gets(str);
  {	puts("入力文字列をスペースで改行して表示します。");
    for (i = 0; str[i] != '\0'; i++) 
    {	/* スペースで改行 */
      if (str[i] == ' ') 
        putchar('\n');
      /* スペース以外はそのまま表示 */ 
      else {
        putchar(str[i]);
      }
    }
    putchar('\n');
  }

  return 0;
}